こんにちは！手もみ道接骨院のえりなです！

今日は胸骨骨折について説明していきます！
胸骨とは胸の真ん中にある縦長の大きな板状骨です！
左右に肋骨が連結しており、胸腔内臓器を保護しております！

胸骨は上から胸骨柄、胸骨体、剣状突起になります！

その中でも胸骨の骨折は体部の発生頻度が最も高いです💦

交通事故に際しては、ハンドル損傷、シートベルト損傷など直達外力での発生がみられます！

脊椎の損傷や、胸腔内臓器を合併している場合があるため注意が必要です！

胸骨体部骨折では、直達外力の場合陥凹や、陥没骨折もみられるが
ハンドル損傷やシートベルト損傷などでは、遠位骨片が近位骨片の前上方に転位し、騎乗する階段状の転位となります！

【症状】
・頭頸部を曲げて、両肩を内側にすぼめ、背中を丸めた姿勢で疼痛を緩和します！

・局所の皮下出血班、腫脹が著明で限局性圧痛を認めます！

・胸式呼吸時には、疼痛が誘発されるため、ゆっくりとした腹式呼吸を 行い
バイタルサインのチェックも行う

【合併症】
転位のある骨折は大きな外力で発生するため、肋骨や脊椎骨折を伴うことがあります！

胸痛や呼吸困難、チアノーゼなどの症状がみられたり胸壁動揺が疑われる場合は、速やかに医療機関で処置を行う必要があります🏥

①心挫傷、心タンポナーデ
②血胸
③胸管損傷
④肋骨骨折、頚椎骨折、胸椎骨折
⑤縦隔臓器の損傷
などが挙げられます💦

交通事故が最近増えてきていますので
運転の際は今一度お気をつけて下さいね🚗

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