お役立ちブログ
こんにちは!
手もみ道整骨院です!
事故後では身体の筋肉の緊張や
関節の可動域が低下しやすいため
当院で根本的治療を行っております。
その治療法の一つとして【ストレッチ】があります!
今回は皆様の身近にある【ストレッチ】について説明させていただきます。
ストレッチは柔軟性の改善と疲労の回復、骨格筋の緊張の緩和、関節可動域の増大、末梢循環の促進による疲労物質の除去などの効果があります。
筋肉が過度に伸展されると、筋肉の中の筋紡錘が働き、筋肉がそれ以上伸展して傷害を起こさないように、反射的にその筋肉を収縮させます。
これは伸張反射と呼ばれ、筋肉の伸びすぎによって傷害を防止するための生命防御の1つです。
これらの反応を抑制するかあるいは活性化させるべきかによってどのストレッチングの方法を使うべきかを考えなければいけません。
< 種類 >
・スタティックストレッチング
反動や弾みをつけずに、筋肉をゆっくり伸展した(伸ばした)状態を維持するというスタティックストレッチがあります。
姿勢維持時間は徐々に延長し、30秒程度その姿勢を保持します。
このストレッチングの特徴としては伸張反射が起きにくく、筋肉痛になりにくいことがあげられます。
スタティックストレッチングは最も安全に伸張運動を行い、柔軟性の改善効果が得られるストレッチングといえます。その他の特徴としては、方法が簡単であること、 1人で行えること、全身行うにはある程度の時間が必要であること、単一方向のみであることなどがあげられる。
・徒手抵抗ストレッチング(アイソメトリック法)
このストレッチングはパートナーと組んで行われ、受動動作と能動動作を伴います。
受動的なストレッチングを促すために、まず伸張される筋肉の意識的な収縮を行います。
この筋肉の収縮によって筋肉や腱にある感覚受容器が刺激され、続く受動的なストレッチングでの弛緩作用を高めることができます。
特徴としては、大きなストレッチング効果(可動域の拡大)が短時間で得られること、単一関節または複合関節にも適応できること、徒手抵抗ストレッチングに熟練したパートナーが必要であることなどがあります。テクニックの選択を誤ると、筋肉に微小な損傷や疼痛の増大を招くこともあります。
テクニックとしてはアイソトニック法とアイソメトリック法があります。
◆アイソトニック法
①スタートポジションは痛みがなく、やや張りを感じる関節角度から始めます。
②患者は徐々に力を発揮し、それに対してパートナーが抵抗を加えます。全可動域でカウントを5回して徐々に力を発揮させます。
③力を抜きリラックスします。
④リラックスしている間に受動的にストレッチングを行います。
⑤その後、2〜4を3回程度繰り返します。2回目からは、初めの関節角度より拡げた位置から始めると良いですが、無理に拡げる必要はないです。
◆アイソメトリック法
①スタートポジションは痛みがなく、やや張りを感じる関節角度から始めます。
②患者は徐々に力を発揮し、それに対してパートナーが抵抗を加えます。関節運動を生じず5カウント徐々に力を力を発揮させます。
③力を徐々に抜いてリラックスさせます。
④リラックスしている間に受動的にストレッチングを行います。
⑤アイソトニック法と同様
◆ダイナミックストレッチング
ダイナミックストレッチングは拮抗筋が最大収縮しているときに主働筋に最大弛緩が起こるという『相反性神経支配』を利用したストレッチングです。ダイナミックな動作により、伸ばそうとする筋肉の拮抗筋を繰り返し収縮させます。
このストレッチングの特徴としては、筋肉の弾力性(伸縮範囲の大きさ)を高める積極的な柔軟性トレーニングとして効果が大きいことがあげられます。
◆バリスティックストレッチング
バリスティックストレッチングは反動や弾みをつけて行うストレッチング です。
一般に同じ動作を8〜12回繰り返します。この方法は、適切な呼吸法で行えば効果的に柔軟性を高めることができます。
この特徴としては、伸張反射を有効に引き出せること、生理的反応を起こすには時間が短いこと、急激な伸張により筋繊維の微細損傷や痛みが起こる可能性があることなどが挙げられます。
〈 使い分け〉
①ウォーミングアップではスタティックストレッチングだけでなく動きや力の発揮を伴ったストレッチング(ダイナミックストレッチング、バリスティックストレッチング、徒手抵抗ストレッチングなど)も取り入れて行うとより効果的です。
②軽度の筋肉損傷や疲労性の疼痛のために、関節可動域や筋柔軟性の改善がスタティックストレッチングでは期待できない場合には、徒手抵抗ストレッチング(アイソメトリック法)を用いると効果的です。
③力の発揮や動きの伴ったストレッチングを行うと動的可動域の拡大、筋柔軟性の改善のみならず、ウォーミングアップ効果も期待できます。
④クーリングダウンでは伸張反射を起こさせないスタティックストレッチングが良いですが、徒手抵抗ストレッチング(アイソメトリック法)なども有効です。
<ウォーミングアップとストレッチング>
ウォーミングアップは、あらかじめ身体の活動レベルを高め、本格的なトレーニングを円滑に行えるようにすることが目的です。
ウォーミングアップにおけるストレッチングは、筋肉、関節、神経系を刺激することにより関節可動域を広げて傷害を予防し、パフォーマンスを向上させるために行わなければいけません。
このような観点からすれば、ウォーミングアップのストレッチングとしては、スタティックストレッチングより動きや力発揮を伴うダイナミックストレッチング、バリスティックストレッチング徒手抵抗ストレッチングなどの方が適している。と考えられます。
一方、スタティックストレッチングはウォーミングアップの初期段階で競技者の自己管理とコンディションチェックとして行うと良いです。
スタティックストレッチングによりコンディションをチェックし、それから徐々に動きや力の準備状態を整えていくことが望ましいです。ただし、スタティックストレッチングはジョギングなどによって筋肉の温度を高めてから行うことが重要です。
<クーリングダウンとストレッチング>
クーリングにおけるストレッチングでは、トレーニングにおける筋肉の緊張を緩和し、運動によって生じた疲労物質を除去し、短縮した筋肉をトレーニング前の状態に戻すことが重要です。したがって、伸張反射を誘発するストレッチングよりも伸張反射が起きにくいスタティックストレッチングの方が適しています。
ただし、スタティックストレッチングでも疼痛が伴うほど筋肉が疲労している場合には、徒手抵抗ストレッチング(アイソメトリック法)など動きや力の発揮のあるストレッチングの法が、関節可動域の回復や筋緊張の緩和に効果的であると言われています。
当院では事故保険を取り扱っており
気持ちよく改善させる施術を
スタッフ一同心掛けております。
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最後まで読んで頂きありがとうございました!
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